JR最高標高路線の小海線制したり.
- yutaro yamada
- 2018年11月23日
- 読了時間: 3分
更新日:2018年11月23日
11月2日,旅の2日目は,上田駅からスタート.上田駅は, JR東日本の北陸新幹線,しなの鉄道、上田電鉄別所線の3つの路線が入っている.上田駅からしなの鉄道を使って,小諸駅まで20分程度乗車した.補足情報になるのだが,かつて今のしなの鉄道が走ってる区間はJRの信越本線だった.長野新幹線の開業にあたって上田駅にも新幹線の駅ができたので,上田駅近くの信越本線は,JR東日本から1997年に経営分離された.そのため,現在はJRの管轄区間ではない.ちなみに新幹線の開業により,その駅周辺の在来線が他の民間に譲渡され運営されたしなの鉄道などは,第三セクター区間としばしばいわれる.

今回乗ったしなの鉄道の車両は,今から30年前(JR時代)に登場し,その後契約終了で18年前に消えたコーラレッド塗装であったコカコーラの広告電車のものである.では,なぜ終了した車両があるかというと,昨年がしなの鉄道発足20年の記念だったらしくそれにちなんで復刻したらしい.
小諸駅に到着してまず僕を迎えたのは,「あの夏に待っている」のポスター.ここ小諸が舞台だったようだ.話の内容は大部分が忘れちゃったけど,自然豊かな描写が多くて信州っていいな場所だと思わせてくれた作品だったのは覚えてる.

ここ小諸駅は,JR小海線に乗って,小諸駅から野辺山駅まで2時間ほど乗車.
個人的には前々から小海線にはどうしても乗りたいと思っていたので今回の旅で達成できてかなり嬉しかった.なぜ乗りたいと言う思いが強かったかというと,
小海線はJRの路線の中でも最高標高を走る路線であったからだ. 別名の八ヶ岳高原線の愛称でも親しまれる .

山の中を駆け抜けるため車窓から見える景色はどれも目を見張るほど新鮮に感じる..
また,小海線沿線では,あわせて9駅がJR駅標高のTOP10に入っている.
その中でも,JR最高標高駅に君臨する野辺山駅に今回は下車した.

下車してすぐに感じたことと言えば,とにかく寒いということ.吐く息が真っ白.長野県は僕が住んでる千葉よりも比較にならなく寒いと言えるが,その比較にならないほど寒いと感じた先ほどまでいた場所よりもさらに規格外レベルで寒さを感じた.標高が変わると,気温の差も改めて結構感じるものなのだと思った.
野辺山駅に着いたのは,11時56分,次の電車が来るまで2時間近くあったので駅前の観光案内所でレンタサイクル.
四方八方見渡す限り山,美しいコントラストの青い空,そして空気中に浮かび上がる僕の白い息,静謐を醸し出されている雄大な光景の中で雰囲気に飲まれるままに,自分という人間は,ちっぽけな存在なのだと思いさらされた.

JR最高標高駅は制したので,せっかくなのだと思い,そのままレンタサイクルに乗って標高1375mのJR鉄道最高地点に行った.
野辺山駅についてから,平日だからかもしれないが観光客というか周りに人がほぼいなく,自分だけ違う世界に迷い込んでしまったかのような不思議な気分になっていた.

野辺山駅から小淵沢駅まで,また小海線に乗った.そして,小淵沢からはまた中央本線で甲府まで移動.
甲府駅で下車し,山梨県名物のほうとうを食べた.自分は,いつも甲府に用があるときは,駅から近くにある小作というお店に行ってる,今回もいつも通り小作へ.
野辺山ではとてつもなく辛く寒い思いをしたので,ほうとうがより一層身にしみた.

食後の運動として,駅から歩いてすぐの甲府城(舞鶴城)公園に行った.この甲府城は,天守閣がないが,石垣、堀の一部が残り展望台として観光客に人気のようだ.甲府盆地と,この写真からでは,雲に隠れて見えづらくなっているが富士山がよく見えた.

その後,19時42分発のスーパーあずさで新宿に帰り,無事二日間の旅も終えられた.

総括するとすれば,小海線が素晴らしすぎた路線なので,近々また乗りたいなと思った.
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