夏色プレゼント~高尾→陣馬山→上野原への縦走~
- yutaro yamada
- 2022年7月4日
- 読了時間: 4分
今日の縦走のスタート地点は、高尾山口駅。
改札付近でなんと、"ヤマノススメ"御一行様が、お出迎え。
服装は、秋ぽさを感じるコーデで、皆様とてもかわいらしくて、思わず、写真をとりまくり。
この愛くるしい一行様の、パネルがおいてあるのは、本年の10月にTVアニメのフォースシリーズが、始まるが故らしい。
雪村あおいちゃんに会えたことで、これからの登山にむけ、"スタッカートみたいに、胸を叩くワクワク感"がとまらなくなった。

駅から、さっそく高尾山頂へ行くことにした。

高尾山山頂へは、1~6号路、稲荷山コースの計7つのルートから目指すことができる。
その中でも、今回は、稲荷山コースにて、登山を開始した。
ちなみに、高尾山は、ケーブルカーもあるため、ラフな格好で、比較的容易に山頂を目指せる方法もある。なので、登山とかしたくない人でも。そんなに身構えずに、行ってみるのもよいかもしれない。

約3.1kmを1時間かけて、高尾山山頂に至った。
この日も暑さが、休みを忘れることもなく、襲い続けてきたので、山頂に着いて、汗がびっしょり。
しかし、青い空に、大きな雲、あたり一面囲うような山々の姿に、何か精神的な清々しさを感じて、眺望に耽ってしまった。

山頂の看板をみて、少し元気がでてきたので、そのまま、更なる高みを目指し、
裏高尾方面へGO!

裏高尾方面に入ったら、道に人を全く見なくなった。
やはり、この標識をみてわかるように、高尾山以降の山々にいくのは、タフさとちゃんとした時間が必要とされるため、覚悟がないと足を運ぶことが憚れるのだろう。

約40分かけ登山し、小仏城山の山頂に到着。標高は、670mと、先ほどの高尾山より、70mほど高くなった。
もしかしたら、車をよく運転する人なら、"小仏"って名前に聞き覚えのある人が居るかもしれない。中央自動車道で途中通る、小仏トンネルの真上にある山らしい。

ちょうどお昼時で、到着したので、お弁当タイムをした。
先述したように、とにかく暑いので、永遠に飲み物から口が離せなかった。
今日の登山を行うにあたって、500mlのペットボトルを3本ほどもちこんでいたが、ここに来るまでのあいだに約2本分ほど飲み切ってしまった。
なので、途中の山々の茶店で、飲み物を補充すること前提で、歩いていたが、
自分の見積もり違いで、小仏城山では、茶店が店を開けていなかった。
水分の残量への焦りを横に、とりあえず、1時間かけて、次の景信山山頂を目指した。

少し、足場が不安な道が増えたせいか、先ほどまで歩いてきた時とは異なる、ふくらはぎや太ももへの疲労感に襲われながら、景信山に到着。
ここにきて、標高が、700mを超え、今まで以上に、関東平野が良く一望できるようになって、テンションが上がった。
しかし、まずいことに、ここの茶店も休業中。残り一本しかストックがなかった水が、なんと残り僅か300ml程度まで減少。
とにかく、深刻な水不足に向き合わなければいけないと思い、焦りがとまらなかった。
次の陣馬山までは、約2時間弱。戻るとしても、自販機があった高尾山山頂までは、約2時間。このまま、道を進んだら、水が手に入るのかは、わからない。
本当に、このまま進むべきなのか、引き返すべきなのか、結構悩んだ。
結局、冒険心が勝り、一か八か陣馬山では、茶店が開いていると信じて登山を続けた。

不安な気持ちを持ちながら、さらに登り続けどうにか、陣馬山に到着。
標高が800m台に至ったので、今まで以上に、雲が近く感じた。
体を山頂に届かせると、景色が最高だという気持ちよりも、茶店が開いているのかということが気になり、開いている茶店探しで、ただただ走り回った。
一軒あいているお店をみつけた。お世辞抜きで、涙の嵐。
水分を大量購入で、とりあえず、命のバトンがつながった。
今日の最大目的地であった、陣馬山への登頂で、やりきった感があふれ、思わず一人でぐったり。周りに誰もお客さんがいなかったので、ヤッホーって5回ほどさけんだりして、羽目を外しまくることで、童心に帰れた。
陣馬山からは、もと来た道をひきかえらずに、相模湖方面へ下ることにした。

下山中、梅干しの自動販売所を発見。
100円なので、お買い得ぅ。
6kmほど下山をつづけ、神奈川県のJR藤野駅に到着。
駅舎は、かなり新しめだった。
当初の予定では、ゴールを藤野と考えていたが、元気がまだありあまっていたので、相模川に沿って、さらに歩き続けた

相模川は、おもったより流域が広そうだった。
ふと地図を開くと、山梨と神奈川の県境にいることを知った。
そこで、どうせなら、山梨まで行ってみたいと思い、歩くことを継続。

1時間ほど歩いて、上野原駅に到着。
近くに、どっかの大学のキャンパスがあるらしく、思ったより、若者であふれかえっていた。
とりあえず、30℃を裕に超える炎天下の中の、合計27kmにわたるハイキング、楽しかったです(小並感)。
久しぶりの登山を経て、
今年こそは、富士山とかの高山も行ってみたいなと感じた。
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