
人生で初めて ふぐを食べた話
- yutaro yamada
- 2020年8月2日
- 読了時間: 3分
僕は、今まで、人生で一度も、ふぐを食べたことがなかった。
ふぐ料理っていうと、大人なイメージもあるし、味も全く想像つかず、
なかなか、学生の身分の僕は、そもそも馴染みがないためふぐを食べようとか今まで考える機会がなかった。
しかし、先日、たまたま雑誌で、ふぐ料理の特集を見て、興味が出てきたので、思い切って食べに行った。
今回は、新宿にある 天然とらふぐ、はも料理専門店の“御苑前 花膳”に行った。
余談だが、皆さんは、ふぐを漢字で表示することができるだろうか?普段あまり目にする機会がないので、知らない人も多いかもしれないが、
ふぐは、漢字で表記すると、“河豚”である。
表記を見ると、“河”ってところに違和感がどうしても出てしまう。
“河豚“の“豚”ってつく理由は、腹を膨らます様子が豚に似ていたためらしい。
ではもう一方のなぜ”河“が使われているのかというと、中国では河に上るめふぐなどをさしてふぐとしてたためらしい。
また、面白いことに、河でなく“海”ってつけて”海豚“とすると、読み方は、“イルカ”になる。
今回は、ふぐ料理について、何も知らないので、とりあえず人気ナンバー1の網焼き付き天然とらふぐ網焼きコースを予約しておいた。このコースは、値段は、通常は一人12000円であった。
しかし、今回は、ネット予約特典で、1200円引きの10800円で注文できた。

コースは、全部で6品であった。
まずは、前菜ということで、旬の彩り3種盛り合わせ。
次にきたのは、天然とらふぐ刺身とふぐ皮きざみ。
個人的に、この日一番楽しみにしてたのが、ふぐ刺身であったので、序盤からかなりテンションが上がった。
刺身は、ネギを添えたポン酢をつけて食べた。
ふぐについては、食感、味、何もかもが未知数だったので、初めて口に入れた瞬間、ドキドキが止まらなかった。
食感は、他の魚の刺身と少し異なり少しばかり噛みごたえがあり、味は口当たりさっぱりとしてほのかに甘さを感じれた。

その次に出てきたのは、天然とらふぐの網焼き。
焼いた部位は、天然とらふぐの上身、白皮。
醤油の芳ばしい香りが食欲をそそり、フグの甘みと唐辛子のピリ辛感がマッチして、とても美味しかった。

次は、天然とらふぐちり鍋。
食べた部位は、天然とらふぐの頭、上身、アラ。
フグのコラーゲンたくさん摂取して、お肌プルプルになれちゃったかも。


そして、最後にとらふぐの出汁雑煮で締め。
雑煮にすることで、最後の汁一滴まで、余すことなくふぐの味わいを楽しめた。
鍋の後の雑煮って、体全体が温まってくるし、お腹の満腹感が出てきて、たまらない最高の締めでした。

とりあえず、人生初めての ふぐは、最高に贅沢で幸せなものになれた。
値段がそこそこ高い食べ物なので、頻繁には食べれるものではないけど、いい意味で値段相応の体験ができたので、ぜひ機会を見つけてまたふぐを食べにいきたいと思った。
それはそうと、少し話は変わるけど、“人生で初めて“って素晴らしい響きだよな。
人生で初めてのことが少なくなっていくのは、ワクワクはドキドキが減っていくため、
少し寂しいが、知ってるからこそ見える世界、経験を持っているからこそ比較できる世界、極められる世界は、とても素晴らしいことだと思うから、これからもこういうグルメ的なことでもいいし、もっと些細なことでもいいから、色々な”初めて“を経験して、世界を広げていきたい。
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