人生で初めて"カエル"を食べた話
- yutaro yamada
- 2021年11月27日
- 読了時間: 3分
皆さんは、これまでに、"カエル(蛙)"を食べたことがあるだろうか?
ここでのカエルは、別段、特別なものでなく、多分だれもが想像できる、水田・池・沼などに住む両生類の"カエル"のことである。
先日、唐突に、ラボの後輩に、カエルを食べませんかと誘われた。
最初、それを言われた時には、だいぶ耳を疑った。
僕自身生きているうえで、カエルというのは、春から夏ごろにかけて、夕方から家の周りでうるさく鳴いているもの、ぴょんぴょん飛んでいるものとしか認識がなく、とても食べるということに頭でイメージが結びつかなかった。確かに、戦争時などで、食用カエルを輸入するなどの話は聞いたことがあるが、それでも自分とは遠い世界の話としか感じていなかった。
今回は、新宿西口の思い出横丁内にある朝起(あさだち)という様々な珍品・スタミナ料理を食べれる居酒屋に行った。店名が店名なんで、少し口にするのは憚られるかもしれない(笑)
店内は、カウンター方式となっていて、変な隔てなく、座ることができた。
店内に入ると、基本的に来店してる人は常連さんのみだったらしく、店主だけでなく店内のお客さんたちにものすごく歓迎された。
近くに座ったおじいさんたちが、おすすめのメニューをたくさん教えてくれた。
みんなすごく楽しそうにこのお店のことを話してくれて、すごくあったかい場所だなと思った。
以下は、店内の様子。
出し惜しみもせずに、さっそくカエルの焼きを注文!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見ての通り、原型も変わることもなく、しっかりとカエルであった。
味としては、思ったより癖がなくさっぱりしていて、鶏肉にちかいものを感じた。
しかし、鶏肉とは異なり、白身魚のように少し味わい深い、淡白さを感じた。
畢竟、美味しい、美味しくて、美味しかった。

また、珍しいお酒も多くて、ハブ酒やキンモクセイ、にんにく、イカリ草などがあり、普段飲めないようなお酒の飲み比べるも楽しかった。
特に"にんにく"のお酒は、全身が拒絶するほど主張が、激しく、飲み終えるのにだいぶ苦労がかかった。ラーメン二郎を食べ終わった後に身をもって口の中で感じるにんにくの香りの10倍以上の後味で、とにかく驚き、震えあがった。

当初の目的のカエルを食べるということは達成できたが、せっかくの珍品を取り扱っているお店なので、他にもいろいろ注文をした。
豚の"金玉"と"子宮"のポン酢づけを頼んだ。
過去何回か、これらのメニューは食べたことあったが、改めて、食べるとちゃんと個性があっておいしいと思えた。
具体的には、子宮は他の部位では感じれない"コリコリ"感がとてもおいしく、金玉は他の部位ではあまり感じれない口触りでわかる"しわの凸凹"がとてもおいしかった。
字面だけみたら、汚くおもえるかもしれないが、噓偽りなくおいしい。

また、サンショウウオの焼きも食べた。
サンショウウオは、初めて食べたが、苦くはないがそれに似た何か独特のうまみと塩味が合間って、すごく食べやすかった。大きさも小さいこともあるので、おやつ感覚で、無限に食べれそうだった。

とりあえず、初めてのカエルということで、かなり身構えて、食べに行ったが、予想以上にいい意味で癖がなく、美味しい食べ物であり、満足できた。
また、機会があれば、カエルは、年1くらいでは、食べに行きたいと思った。
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