人生で初めての"ピンク映画"
- yutaro yamada
- 2022年3月5日
- 読了時間: 3分
みなさんは、"ピンク映画"というものをご存じだろうか?
まあ、読んで字のごとく、一般的な映画と違い"ピンク"な映画である笑
"ピンク"という言葉が、いまいちな人のために、 端的にいうと、性描写が、物語上の本質となっている映画である。
出演される方は基本的には、ロマン女優さんである。
ピンク映画というのは、あくまでも"映画"であるため、ロマン女優さんの、普段の大人なビデオでは、見れないような、感情的な表現であったり、言葉の言い回しを味わうことができる。
全国区で、ほんの昔までたくさんのピンクな映画館があったらしいが、
現在は、以前に比べ、かなりの衰退をたどっているらしい。
自分は、以前から、サブカルの一種として、"ピンク映画"というものが気になり、よくネットとかでリサーチはしていたが、なかなか行く勇気というものが出なかった。
しかし、とある友達の推しが、出演する作品が公開されることとなり、ピンク映画を見に行くことになった。
今回は、この界隈で、日本1と評される"上野オークラ劇場"に行った。

ロケーションは、上野恩賜公園の不忍池の隣にある。
なんか、楽しくなって、記念写真を撮る漏れ。
なお、シアターは、オールナイト上映をしている。
値段としては、一本の映画に対してお金を払うというよりは、映画館への入場料を支払うという形なので、一回入ってしまえば、時間制限なく、ずっと居座り続けられる。
ちなみに、当方、学生料金ということで、1400円で、入場できた。

今回は、時間の関係上、一本だけにして、見たのは、”裸のタイガーエロス狩り"。

物語としては、とりあえず、唐突なコメディ感や甘美なエロシーン、とにかくカオスだった。いろいろな要素が、ポジティブに感じ取れるようなB級映画だった。
大人なビデオにでている女優さんの普段見れないような"演技"というのは、とても魅力的な側面だと思う。そういうことを含め、楽しかった。
かなりの面白い"人生経験になった"。

ここからは、エクストラステージということで、
上野オークラの文化のもう一つの側面にも触れることがあったので記載する。
上野オークラは、ハッテン場としても、有名である。ハッテン場とは何ぞやという人は、ググってみてくれ。そのままの意味だ。一応、漏れには、そういう趣味や趣向があるわけではないとだけは、先に宣言しておく。
劇場は、1階と、2階の構造になっている。
2階は、そのハッテン場の場所となっていて、女人が禁制となっている。
さすがに、怖すぎて、興味本位でも2階をのぞきに行くことができなかった。
実際に、入場券を購入時、自分の前にいた半分の人は、2階にいっていた。
また、女装をしている人なども結構な割合でいた。自分は、友達といたので、よかったが、”一人だと、なんか誘われたりするんか”とか思った。
また、1階においても、劇中において、劇場のはしをうろつく人が多くて、何か意味があるのかなと思って、後々調べたら、一緒に二階に行く人を探す目的だったらしい。
今まで、触れたことのない、カオスな世界であるため、だいぶ怖かった。
まじで、友達と一緒でよかった。
とりあえず、自分みたいな、一般人は、一人で行く場所ではない。二人以上でいくことを進める。
でも、そういう趣味や目的がある人にとっては、憩いの場では、あるのかなと感じた。
この時代においても、そういう"カルチャー"が、根強く残っていくのは、悪いことではないのかな。
自分の身近には、まだ想像を超えた色々なことあり、世界って知らないことだらけなのだなと感じた。
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